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2006年4月15日 土曜日

人情蔑視とムラサキケマン

 何か知らんけど、いろいろと心配事があって、その心配事を気にして何かをすると、どうも誤解が生じてしまうような日々が続いております。どうしたものかと、悩んでも、いい方法が思い浮かばない今日この頃・・・で、ぼんやりと考えていたら、ふっと鬼平に出てくる言葉を思い出した。

 鬼平犯科帳・血頭の丹兵衛より
・・・現代は人情蔑視の時代であるから、人間という生きものは情智ともにそなわってこそ[人]となるべきことを忘れかけている。情の裏うちなくしては智性おのずから鈍磨することに気づかなくなってきつつあるが、約二百年前のそのころは、この一事、あらためて筆舌にのぼせるまでもなく、上流下流それぞれの生活環境において生き生きと、しかもさりげなく実践されていたものなのである。・・・

 店主の場合、情はあるが智が足りないらしい。今さら智が足らないと思ったところで、手後れか。やれやれ・・・

 で、今日の一枚は、智足らずして、情的に好きな花、ムラサキケマン。自宅では何故かこの花の事をシュワシュワと呼んでいる。なんでそう呼ぶようななったのかは、もう記憶にない。ムラサキケマンの面白いところは花のつき方である。幾つもの細長い花が、茎を中心にあちらこちらと向きを変えて、花をつける。一つなのか複数なのか、独り言なのか、合唱なのか、判らぬままに咲き乱れるのが、店主好きである。

ムラサキケマン(紫華鬘)の花-06.04.15

投稿者 店主 : 2006年4月15日 19:30

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