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2006年5月19日 金曜日
ボタンの花心
今日の一枚はボタン(牡丹)の花心。この花がもつ相反する形の激しさには、いつも店主は翻弄される。清楚に見えながら淫乱で、ひ弱そうに見えながら、花心はいつも激情に煮えたぎっている。草のような顔をもちながら、その本質は木。いつも手入れをしないと生きていけないような顔をしながらも、実は頑固な強い性質もあわせもっている。
この印象は、ほとんど店主の偏見かも知れないが、この花の運命として、あまりにも人間に近づき過ぎた事ことから、この花の悲劇が始まったような感じさえする。
そして、美しくあらねばならなかった花の苦痛と激情がないまぜになって、奇形とも思われる程に美しい花を、毒々しく咲かせる。が、ここまで咲かせれば、本望か、と思う自分を、恥じればいいのか、喜べばいいのか、それがわからずに、いつもこの花を見るたびに溜息をつく・・・
投稿者 店主 : 2006年5月19日 19:35
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コメント
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
という言葉だけは、昔から何となく耳にしながら・・・
芍薬と百合は知ってても、牡丹がわかるようになったのは、割と最近な私。
初めてちゃんと牡丹の花を見た時には「立てば芍薬、座れば牡丹」という
言葉に大納得しましたが・・・真ん中は、こんなんなってたんですね。
余談ですけど、
私は物心ついてから今まで、ずっと「花芯」だとばかり思っていました。
投稿者 りん : 2006年5月19日 20:51
まあ,色ツポイコト……。牡丹は、小さい頃うまれ育った家の庭にありました。
大きい割には、好きな花です。
花心…植物でいえば生殖器に当たるわけだけれど、植物なのに人間の私にも、
色っぽいとか見えちゃうって、、、やっぱり万物はひとつの法則で作られているって
ことかしらん?
投稿者 saeko : 2006年5月20日 01:41
おはようございます。
りんさん
立てば芍薬は草で、座れば牡丹は木だそうです。
で、この牡丹の実の形も面白いと聞きます。何とか今年はその実も見てみたいものです。
saekoさん
花心という意味を調べたら、【花蕊】 かずい(花のしべ。雄しべと雌しべ。花心。)という言葉が出てきました。草冠に心が三つ・・・何ともすごい文字だなと感心してしまいました。
なんでも色ぽっさ、可愛らしさを失ったらおしまいというところですかネ。(若さは、色ぽっさ、可愛らしさとはあまり関係ないと、店主は思っております。念のため。)
投稿者 店主 : 2006年5月20日 10:01