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2006年9月 4日 月曜日

フォークとケヤマハンノキ

 70年代、これは店主にとって封印した時代。特別何かあったわけでもないし、苦しい思いをしたワケでもないが、どうも気分が重くなる。
 その頃、店主は思い込みと、混乱と、幻想が錯綜しながら、うす汚い格好で街をふらついていた。今、思えば冷や汗モノの時代だった。
 で、今日、その時代のフォークを聴いている。
 斧を持て石を打つが如く・斉藤哲夫 俺たちの時代・斉藤哲夫 サルビアの花・早川義夫 大阪へやって来た・友部正人 血まみれの鳩・五つの赤い風船 飛行機ぶんどって・三上寛 からっぽの世界・早川義夫 帰りたくない・中山ラビ・・・
 何とも暗い。ひたすら暗い。あ〜暗い。絶対に合唱はできないシロモノ。何でこんなに暗い音楽をひたすら聴いていたのか?自分で自分がわからない。
 しかし、どこか心が動く。意味がないと分かっていても、突然、何かの回路が開き、どこか得体の知れないものと繋がってしまう。理由はわからない・・・

 で、今日の一枚は、ケヤマハンノキの若い芽と教えられたが、店主には自信はない。
 しかし、形は、店主の心をくすぐる。赤い若い葉っぱが、見て見てと、軽く手招きしているように店主には思えた。
 植物は、相似形に生えるものが多いのだが、この植物は伸び上がりながら、形を変化させていく。まるで意識しながら、好みの姿を模索しているような印象を覚える。
 しかし、これも自然の悪戯なのかもしれないが、その一瞬の形が店主の心に焼き付けば、それで十分である。

ケヤマハンノキ?-06.09.04

投稿者 店主 : 2006年9月 4日 19:19