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2006年9月28日 木曜日

反魂

 今日の一枚は、ハンゴンソウ。(アメリカ原産の特定外来生物に指定されているオオハンゴンソウとは、別のモノです)
 で、ハンゴンソウのことを調べたら、漢字で「反魂草」と書くと言う事が分かった。凄い名前だなと思って、ネットで由来を調べたら、これが、面白い。
 幾つか、代表的なモノと思われるモノをここにあげてみる。

1.葉の形は人が手を広げたようで、死人の魂を呼び戻すように葉先が垂れ下がっていることから命名された。

2. 反魂草の名前の由来ははっきりしないが、反魂というのは香の名前で昔、タバコにもこの名前があったそうだ。

3.人の手を広げたような葉が、死者の魂を呼び戻すように葉先 が垂れ下がってついていると言うことから反魂草という名がついています。

4.葉っぱの形が、手のひらを裏返したように見え、また、花がお盆の頃に咲くので、死者の魂が花に姿を借りて戻って来たものだ、というのが、名前の由来とか。

5.「反魂草」は、死ぬ人の魂を呼び戻す薬効があるとされた薬草で、コレラの下痢止めに用いられた。

 どうも反魂とは死と関係性が強いらしい。それではと、ネットの辞書で調べてみた。
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はんごん-そう —さう【反魂草】
キク科の大形多年草。深山に生える。茎は直立し、高さ約1.5メートル。葉は羽状に三〜五裂する。夏、茎頂に径約2センチメートルの頭状花を多数つける。

はんごん【反魂】
死者の魂をこの世に呼びかえすこと。死者をよみがえらせること。
「沈と香とを焚きて、—の秘術を行ひ侍りき/撰集抄 5」

はんごん-こう —かう【反魂香】
〔漢の武帝が李夫人の死後この香をたいてその面影を見たという故事から〕火にくべると、煙の中に死者のありし日の俤(おもかげ)を見せるという香。

はんごん-じゅ【反魂樹】
想像上の樹木名。この木の汁を取って反魂香を作るという。

はんごん-たん【反魂丹】
家庭または携帯用に用いられた丸薬。霍乱(かくらん)・食傷・腹痛その他万病に効くといわれ、江戸時代、富山の薬売りが全国に広めた。

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 何とも、反魂という言葉は凄い世界観をもっている。きっとこの名前を命名した人は、宗教関係者ではないのかと思ってしまった。
 店主も、もし【反魂】が可能なら一度だけ使って、母親に会ってみたいナと、ふらちな事を、ぼんやりと考えてしまった。

 で、これがそのハンゴンソウの花です。

ハンゴンソウ(反魂草)の花-06.09.28

投稿者 店主 : 2006年9月28日 17:53

コメント

「反魂草」と聞いて、思わず「反魂丹」を連想しちゃいました。
うちは、祖父も伯父も富山の薬売りだったもので・・・(笑)

でも、実際にこんな植物があるとは、今まで知りませんでした。
思ってたよりも普通ぽくて、綺麗な花なんですね〜♪
葉っぱはどうなんでしょうか? かなり興味ありますo(^-^)o

投稿者 バニラ : 2006年9月28日 23:54

バニラさん
おはようございます。
>葉っぱは
葉っぱは、感じで言うと、麻の葉ににていますネ。形が手のひらのような形です。
この一枚は花の数が少ないのですが、大体はもっと沢山の花がつきます。山で見るとひときわ目立つ存在です。

投稿者 店主 : 2006年9月29日 09:45

きれいな花に不思議な名前。印象的な植物ですね。
「反魂」は「死返魂(しにかえしだま)」という地方もあるようで。中国にも夫の魂を呼び戻し契りを交わす妻の話があったような。国と時代を問わず求める心があるようですね。

投稿者 まこっちゃん : 2006年9月29日 14:12

まこっちゃん
こんばんは。
>国と時代を問わず求める心
店主の場合、死のイメージが、若い時の死と、今の死ではかなり違ってきています。
若い時は、死に遭遇すると純粋に悲しかったけど、今は悲しいことは悲しいのだけれども、それ以上にひどく疲れます。理由はわかりません。
なので、ハンゴンソウのような花の存在を知ると、どこか救われたような気分になります。歳なんですかネ・・・それにしても、反魂ねえ・・・

投稿者 店主 : 2006年9月29日 18:16

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