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2006年10月13日 金曜日
アーミッシュとヒメシロネ
米東部ペンシルベニア州で10月2日におこった生徒殺害事件の続報に、店主は驚かされた。そんな事が本当にあり得るのか?という内容が続報でもたらされた。
事件を簡略して言うと、男が学校に侵入し、銃を乱射して、生徒3人教員女性1人を殺害、7人が頭や腕をうたれた。
男はその後、自殺したのだが、その殺害の過程で、学校の少女(最年長、マリアン・フィッシャーさん・12歳)が、容疑者に向かって「私から撃って」と申し出て、年下の子供達をかばったらしい。そして、妹(バービーさん・11歳)も「その次は私を」と言ったらしい。
残念ながら、フィッシャーさん(12歳)は死亡し、バービーさん(11歳)はどうなったのか、記事には載っていなかった。
驚きはこれだけではなかった。犠牲になった遺族が、事件のあった夜、容疑者宅を訪れて「許し」を伝えたと言うことらしい。(容疑者には家族がいたように記憶している)
被害にあったのはキリスト教の一派「アーミッシュ」の人々であった。
店主が知っているアーミッシュの知識は、映画「刑事ジョン・ブック 目撃者」に登場してくるアーミッシュぐらいのものである。文明を受け入れず、電気も自動車もない生活をして、徹底的に無抵抗主義を貫いているらしいという事ぐらいしか知らない。
それにしても、生きるか死ぬかの時に、何でこんな行動がとれるのか?
また、自分の子供が殺されたのに、その日の内に「許し」を伝えるという行動が何でとれるのか?
この記事を読んだ時、店主は目頭が熱くなって、アタマを左右にふっている自分を感じていた。そして、何とも言えない気分に包まれた。
では、この記事から何を伝えたいのかと言えば、実は何もない。アタマを左右にふっている自分がいました!という事ぐらいである。意見を書く資格なんぞ、とても店主にはないが、世の中にはこんな人達もいるのだという事実は、微かな希望のように、店主には思えてなりません。
で、今日の一枚はヒメシロネ。地味な花である。知らぬ人が見れば、雑草の類いでしかない。この花を増やしたところで、まったく経済効果はない。(最近、経済効果という言葉を使う人がやたらと目につく。何でも経済効果という尺度で判断する。この人達はホリエモンとどのように違うのか?店主には判らない)
しかし、ヒメシロネはどこかでひっそりと咲いている。淡々と芽吹き、花を付け、タネを残す。何でもない当たり前の繰り返しである。それ以上もそれ以下もない。
最近、思うことは、人間はもう少しだけ、謙虚になった方がよいのではないのか?そんな事ばかりである。で、これがヒメシロネの花。
ヒメシロネ(姫白根)の花-06.10.13
参考記事・東京新聞・10月13日朝刊・特報 「驚きの自己犠牲」
投稿者 店主 : 2006年10月13日 18:30
コメント
アーミッシュの人達もケータイは持ってて、電線はダメだけど12V発電機やらカーバッテリーはOKとか。15~16才くらいでモラトリアムがあってみんなSex&Drugs&Rock&Rollだそうです。ラジオで町山トモヒロが言ってました。そのアーミッシュの日常を描いた、デヴィルズプレイグラウンドという映画があるそうです。
投稿者 keng-chang : 2006年10月14日 12:26
keng-changさん
お久しぶりですネ。
>15〜16才くらいでモラトリアムがあって
東京新聞によると、「無抵抗を貫徹するアーミッシュは幼児洗礼を否定するため、大人になったときに、「イングリッシャー(英語を話す人)」になることを選択できる。しかし、アーミッシュにとどまる率は、八割にものぼるという」という事が書き添えてありました。とても興味深い話です。
共通点を探るもよし、相違点を探るもよしというところですかネ。
投稿者 店主 : 2006年10月14日 13:16