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2007年1月30日 火曜日
不思議な根っこ
人間の意識を養老孟司が図書館に例えていた。活動している意識を図書館の開館時間に例えた。
人間の意識の世界は、合理性があるように思えるが、実はむちゃくちゃな世界である。これはニュースを見ればすぐにわかる。女は子供を産む機械だと言ったり、保険金欲しさに人を殺したり、情報番組が情報を捏造したりする。狂気がそこら中に転がっている。
そんな世界で、いくら工房にこもって仕事をしていても、不条理な事がネットからあふれ出てくる。また、ワケのわからないヤツが突然、工房に入ってきて、お金儲けをしませんか?と言ってくる。
店主の仕事にしても、本当にまともな事なのか判断がつかない。つかなくても、意識の世界では、与えられた仕事を黙々とやるしかない。
で、このむちゃくちゃに耐えるために、意識は自分の脳みそから、ありとあらゆる情報を引き出して、整合性をとろうとするらしい。これが、ちょうど図書館の開館時間にあたる。
気がつけば、整理された本がいろんな所から引き出され、そこら中に山積みにされ、散らかってしまう。
これを誰かが、合理的に片付けなくてはならない。図書館は閉館すれば、職員が本をもとあった場所に戻すことになる。脳みそは、この厄介な仕事を無意識というヤツにやらせるらしい。
店主、夢がむちゃくちゃなのは、現実がむちゃくちゃなためにおこる現象なのでは、と思っている。夢は現実の不条理をせっせと片付けているということになるらしい・・・ハァやれやれ。
で、今日のは一枚は不思議な根っこ。これは畑の横に山積みなっていた。地中にあるものが地上にあるという光景は、どこか異様である。
本来、見えないものが見えるワケであるから眺めていると不安になる。しかし、不安になるのもはじめのうちだけで、なれてくるといろんな想像が頭の中に浮かんでは消え、消えては浮かぶ。
店主がこれを眺めて思ったのは、無意識と意識の関係。植物とはまったく関係ない事のように思うのだが、形は、時にはそうした事を、表現してしまう事がある・・・
不思議な根-07.01.30
投稿者 店主 : 2007年1月30日 20:09
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