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2007年2月17日 土曜日

経済と自然

 最近、何かと話題の多い柳沢厚生労働大臣の事を考えていた。
 「女性は産む機械、装置」とか「若者は『結婚して子供を2人以上持ちたい』という健全な状況にいる」とか「生産現場・労働時間だけが売り物」・・・なんでこんな発言をするのか?それが不思議だった。
 この発言は厚生労働大臣という立場だから、よけい目立ったと言う事か?
 経歴を見ると平成10年10月国務大臣(金融再生担当)・平成12年12月金融再生委員会委員長・平成13年1月金融担当大臣・平成17年11月 自由民主党税制調査会長、そして平成18年9月厚生労働大臣とある。柳沢と言う人は、金融畑が専門のように思える。
 簡単に言えば、人間の事よりもお金の方が詳しいということになる。別にそれは悪い事ではないが、人間よりもお金の方が上となると、話は大きく変わってくる。
 お金がすべての土台になっていると考えれば、柳沢と言う人の考えはあながち間違ってはいない事になる。しかし、柳沢厚生労働大臣となった瞬間から、彼の発言、考え方は、同じ事を言っていても、差別的発言になってしまった。これは何故か?
 では、金融担当大臣のときはそのような発言はなかったのか?たぶんあったのだろうと推測できる。しかし、この時は問題になっていない。経済記者が差別について鈍感な事もあるとは思うが・・・何故か?
 店主には、ここに日本の格差社会の病根が隠れているいるような気がしてならない。
 柳沢厚生労働大臣を逆さまにして見ると、経済論理でいうと当たり前の事が、人間のモラルに当てはめると不快になるような構造が透けて見えてくる。
 この事は、経済優先で物事を進めると、人間は不快になるという事の、典型的な形である。
 経済優先でモノを考える人は、貧乏になっても良いのですか?とおどす。店主は貧乏になっても幸せなら、良いですヨと答えるが、これは一般論にはならないらしい。
 店主の場合は、経済優先でくると、自然が破壊されるので嫌いである。破壊はお金がかからないから、経済的となる。では、人間は自然かと問われれば、自然な生き物ですと答える。自然な生き物であるから「女性は産む機械、装置」は変となる。
 柳沢大臣はいかに自分が矛盾した存在なのかを、自分の言葉を通して、自分でさらけ出してしまった事になる。
 で、今の政府、経済界(マスコミも含む)は、経済とモラルのどちらを優先しようと考えているのか?と、問題は、この事に戻ってくる。
 さて、貴方はどちらだと思いますか?

投稿者 店主 : 2007年2月17日 12:32