« 2007年4月 | メイン | 2007年6月 »

2007年5月31日 木曜日

タコ?イカ?・・・素心蝋梅

 いろんなTeeシャツがホイホイと出来上がっていくのは楽しい。でも、さすがにTeeシャツを26枚、一気にプレスすると疲れます。それでも、喜んでもらえると思うと、気合いが入ります。今日は充実したTeeシャツ屋を楽しませていただきました。m(__)m
 で、今日の一枚はタコ?イカ?見たいなヤツ。ソシンロウバイの実がこんなに形になるとは、店主、まったく知りませんでした。
 今年の春にこの樹からソシンロウバイの花を撮影していたので、すぐにソシンロウバイとわかりましたが、こんな形になるとは、想像できませんでした。
 もし、こいつが葉っぱもなく、道ばたにコロンと転がっていたら、ロウバイの実とはとても判断はできません。何でこんな形になるのか、本当に植物って不思議な生き物です。
 で、こいつがタコというか?イカというか?ソシンロウバイの実です。イヤ〜!Teeシャツも面白いけど、植物も本当に面白い!

ソシンロウバイ(素心蝋梅)の実-07.05.31

ソシンロウバイ(素心蝋梅)の花-07.01.20

投稿者: 店主 日時: 18:34 |

2007年5月30日 水曜日

小茄子

 今日の一枚は小茄子。と言ってもナスの仲間ではなくサクラソウ科の仲間です。
 去年はこの花にまったく気が付かなかったのですが、今年、突然と庭の日当りのいい場所に出現。あれよあれよという間に、増えてしまいました。
 この小茄子とても小さく5〜7ミリぐらいの黄色の花をつけますが、花は一日で枯れるようで、毎日、違う場所でポッ、ポッと咲きます。ワ〜ァという感じでは咲かないところが、なかなか遠慮深い花です。
 でも、花が洗濯干しの下にモアモアと咲いているので、踏まないように水まき、干しモノは気を使います。まぁ、店主の庭は、秋までは植物の解放区見たいなものだから・・・仕方ないかと諦めております。
 その分、楽しませてもらうので、文句もありませんが・・・で、これが小茄子の花です。

コナスビ(小茄子)の花-07.05.30

投稿者: 店主 日時: 19:00 |

2007年5月29日 火曜日

蚊と60円と苧環

 日曜日、不愉快な展覧会の後に東急ハンズに行った。目的は銅板を買うためである。2センチ四方の銅板が10枚ほど欲しかったのである。
 これは、実は蚊よけに使うためである。店主の庭には排水溝が三カ所あって、いつも水がたまって、蚊がわくので困っていた。
 詳しくはわからないが、銅をその溜まり水の中に入れておくと、蚊の発生を抑制するらしい。ダメもとで、試してみる事にした。で、ハンズに買いにいったのである。
 しかし、買いにいくと、銅板は意外に高い。かなり薄く10cm×20cmぐらいで300円以上もする・・・(^_^;
 これでは、10円玉を使った方が安上がりということになってしまう。お金をそんな目的に使うのは不謹慎という気がしてならないが、結局、10円玉を使う事にした。
 今日の朝、一カ所に10円硬貨を2枚ずつ、計60円を放り込んでおいた。本当に効くのか・・・ナ。

 で、今日の一枚は苧環。またも店主には書けません読めませんの漢字。日本語は難しい。(~_~;)
 このオダマキ、たぶんTea Roseの深津さんから、種をもらって育てたもの。去年は花をつけませんでしたが、今年は見事に花をつけた。
 薄いピンク色で八重咲きのオダマキ。ス〜ッと伸びて、フワ〜ッと花を開いた形はなかなかの美人。

オダマキ(苧環)の花-07.05.29

投稿者: 店主 日時: 19:07 |

2007年5月28日 月曜日

Laurie Anderson Official Website

 Laurie Andersonは1980年代にお世話になったミュージシャン。この時代に見たライブの中で、一番印象に残っている。
 で、ふっと気になって「youtube」でいろいろと調べて見た。今聞いてもやっぱり、心が落ち着く。すると、今度はいい音でLaurie Andersonの曲を聞きたくなった。検索マシンにLaurie Andersonと入れてリターンキーを押す。「Laurie Anderson Official Website」というのがトップに出てきた。
 すぐに飛んでみた。すると、音楽が流れてきた。そう!これだよ!と聞き入っていると、音楽はリピートせずに、次の曲がかかった。え!・・・である。
 なんとこのWebsite、トップページがラジオになっている!やった!これで毎日、Laurie Andersonを聴ける・・・\(^o^)/

Laurie Anderson Official Website

投稿者: 店主 日時: 18:55 |

不愉快な展覧会

 昨日、渋谷Bunkamuraまでモディリアーニと妻ジャンヌの物語展を見に行った。
 この展覧会「画家アメデオ・モディリアーニは32歳の時に才能豊かな18歳の美しい画学生ジャンヌ・エビュテルヌと出会い生活を共にしますが、病魔に冒され35歳で早逝してしまいます。彼の死の2日後、ジャンヌは第二子を宿したままアパルトマンの窓から身を投げ、出会いから僅か3年で二人の 愛と人生は、儚く消えてゆきました。・・・モディリアーニ、ジャンヌそれぞれの油彩、水彩、素描作品と写真等の資料で、モンパルナスに咲いた愛と悲劇の軌跡を辿ります。」というモノです。
 実は見る前からあまり気乗りのしない展覧会・・・と思いつつも、見に行ってしまいました。これが間違いでした。
 見はじめて、ジャンヌとモディリアーニが互いに影響しあうあたりから、何やらイヤな予感がして、店主少しイライラしながら見ておりました。最後の作品はジャンヌが描いたとされる女性が胸から血を流す絵。
 あまりいい気分のものではありませんでした。店主はジャンヌの描いた明るいリンゴの絵は好きでした。こんな絵が描けるのに、わざわざ暗い人物画を多く描いたのか?そこがわかりませんでした。
 で、途中でふっとこの展覧会を考えたヤツの悪意のようなモノを会場全体から感じておりました。正確には悪意というより、今風に言えば「悲劇のストーリー」を意識的に演出しようという意図を感じ、イヤな気分がしておりました。
 これは本来、伝記作家とか、伝記映画として緻密に調べてまとめるべき事柄であって、展覧会でやるべき事ではないと店主は思ってる。作品は自分たちの「死」を前提にしては描かれていない。それを無理矢理、死に結びつける。低級なワイドショーのリノである。
 なので、展覧会としてはほとんど失敗している。しかも、ご丁寧に最後の作品の女性が胸から血を流す絵のあとに、作品のような形で、ジャンヌの「頭髪」の一部をアクリルの板にはさんで展示してあった。そんなバカな!・・・である。
 店主、その存在に気が付いた時、一瞬、吐き気がした。何でこんな馬鹿げた事をするのか、理解不能である。あまりにも不快だったので、すぐに会場を後にした。誰がこんな展覧会を考えたのか・・・
 
 で、気分直しに今日の一枚。やっと撮れたマユミの花。地味で小さな花でした。これからあのきれいな実ができるのかと、妙に感心した一枚。

 昨日は展覧会などいかずに、雑木林に行けばよかったと思う一日でした。やれやれ・・・
 
マユミ(真弓)の花-07.05.28

マユミの蒼い実-06.06.22

マユミ(真弓)-05.11.25

投稿者: 店主 日時: 16:48 |

2007年5月26日 土曜日

阿蘭陀海芋

 今日の一枚はオランダカイウ。漢字で阿蘭陀海芋と書く。店主、とても読めません、書けませんの二重苦。カラーと言った方がわかりやすいかもしれません。サトイモ科の植物です。イメージが白く清楚な感じをあたえるので、結婚式の花などに使われたりするそうです。
 でも、ネットでこの花の事を調べていたら「この花には有毒物質が含まれているので、これらの花には触らないほうがいいでしょう」という記述がありました。びっくりです。(@o@;)
 花の白いところは仏炎苞(植物の苞のうち、肉穂花序(にくすいかじょ)を包む大形のもの)と言って花ではなく、花びらと葉っぱの中間のようなモノらしい。で、中心にある黄色の部分が小花が密生した花という事になるらしい。
 この仏炎苞はサトイモ科の植物の特徴・・・と、ここまで書いて、一つ気になる事が出てきた。サトイモって近くの畑でよく栽培されているけど、仏炎苞がついた花って見た事がない。今年は注意して観察してみよう。
 で、今日のオランダカイウの仕上がりは、気に入っております。仏炎苞のクルクルと巻いた形が、見事に浮き上がりました。白い花を屋外で撮るのは、結構難しいので、ダメかなと思っていたら、一枚だけ絶妙なバランスで仏炎苞がうまく写っておりました。(⌒-⌒)

オランダカイウ(阿蘭陀海芋)または、カラーの花-07.05.26

投稿者: 店主 日時: 16:56 |

2007年5月25日 金曜日

ハートマークと白雲木

 ビタミンTeeの新作です。《I(ハートマーク) Vitamin-Tee 》・・・(⌒-⌒)
 店主が自分で着るためにデザインしました。やっぱり、自分が着ないモノはおすすめできないと、気合いを入れてつくりました。
 実際にプレスすると、フムフム、これはなかなかイイかも・・・で、今日、早速着ております。
 最初はもっと大きかったのですが、試すうちに小さくなって、今の形になりました。これはガールスサイズだと、ピッタリだと思います。

 で、今日の一枚。樹の花はなかなか写すチャンスに恵まれないのですが、今日の一枚は幸運にも手の届くところで咲いているを見つけました。店主の写し方は接写を多用するので、どうしても範囲が限られます。
 名前はハクウンボク。エゴノキの仲間で、うっすらと上品な香りがします。エゴノキも近くにあるのですが、残念ながら花まではとどきません。なので、このハクウンボクとの出会いはラッキーでした。
 このハクウンボクの葉っぱがかなり大きくて、花はその下に隠れておりました。枝を持ち上げると、その下から甘い香りと上品な花が現れてきました。大きい樹だと花がスズナリになるようなのですが、この樹はまだ若いようで、花を恥じらい?ながらつけておりました・・・(^_^;

ハクウンボク(白雲木)の花-07.05.25

《I(ハートマーク) Vitamin-Tee 》\(@o@)/

投稿者: 店主 日時: 17:59 |

2007年5月24日 木曜日

アレとコゴメウツギ

 ヤッパリ、アノTeeシャツがないのは寂しいと朝から見本を作っておりました。出来上がってみると、シンプルだけど、ふ〜ん、なかなかいけるカモと、早速一枚プレスしてみました。(^-^)//""
 さて、いかなるTeeシャツが出来上がったのかは、明日のお楽しみ・・・(^_^;

 で、今日の一枚はコゴメウツギ。この植物、林の中のちょっと暗いところで見ると、なかなかの美人。植物園にようこそ!によると「その年に出た枝の先または葉のわきから短い総状花序を出し直径 4 ミリくらいの 5 弁の白い花をつけます。」とのこと。
 ネットで調べても、みんな雰囲気のいい写真を撮っております。実際はわりと地味な感じなんですが、撮影してみると、これがとてもいいんです。
 植物にも写真写りがいい植物ってあるもんなんですネ・・・(^_^;

コゴメウツギ(小米空木)の花-07.05.24

投稿者: 店主 日時: 18:58 |

トラックバック

店主のぼやき日記、トラックバックが許可制にしてあります。
「トラクバックの申し込みがありますヨ」、というメールが届き、店主が許可して、はじめてトラックバックが機能します。
これは、迷惑トラックバックを防ぐための苦肉の策。(;¬_¬)
で、生まれてはじめてトラックバックをしてみました。うまくいきますかネ・・・・・(☆o☆)

投稿者: 店主 日時: 11:57 |

2007年5月23日 水曜日

アップグレードと山吹草

 今日、泣く泣くIllustrator CS2にアップグレードしてきました。このソフトはデザイナーさんには欠かせないソフトなのですが、実はあまりアップグレードしても意味がないのです。
 店主の場合、llustrator 9、llustrator 10でこと足りてしまいます。これ以上、ソフトが複雑になっても使い切れないし、マシーンもそれ相応のモノに切り替える必要がでてくるので、ほったらかしにしてありました。
 問題は、このソフトを発売しているアドビシステムが、「アップグレードポリシーの変更」を急に言い出して、古いバージョンのソフトはアップグレードの対象外にすると、《脅して》きたことです。
 貧乏ユーザーにとっては、この「アップグレードポリシーの変更」ほとんど脅迫。今はこのソフトに変わるものがなくなってしまったので、無茶苦茶な事をされても何も対抗手段がありません。お代官様ご勘弁を・・・エ〜イうるさい切るぞ!てな具合で、泣く泣く26,250円を払いました。
 やっぱり、独占は怖いですネ。次は、Photoshopを買えと言ってくるんだろうな・・・

 で、今日の一枚はヤマブキソウ。ヤマブキソウと言ってもあのヤマブキとは別の仲間です。
 ヤマブキ(バラ科)は花びらが五枚で、ヤマブキソウ(ケシ科)は四枚。ヤマブキソウはクサノオウ(瘡の王・草の黄)の仲間です。アレ!でも、白いヤマブキは四枚だったよな・・・(-_-;)
 このヤマブキソウ、日影が好きらしく、見つけた時も樹の根元の少し暗い場所にいました。また、葉っぱとか茎を折ったりすると、黄色の乳液が出てくるそうです。今度、チャンスがあったら、試してみます。でも、この乳液はたぶん有毒なのでなめたりしないで下さいナ・・・┗(・o・)┛
 
ヤマブキソウ(山吹草)の花-07.05.23

シロヤマブキ(白山吹)の花-07.04.19

投稿者: 店主 日時: 18:33 |

2007年5月22日 火曜日

《Colors》の新作と銀蘭

 ようやく《Colors》の新作をアップ。青い炎が印象的な作品と思っていたら、プライベートサイトがこの青いロウソクのモチーフを使ってリニューアル。見比べて下さいな。(^_^; 
 それから、新曲もアップした《Colors》のYu Sasaki。本人は少し元気が無いようだけど、店主からすると、ここのところ、結構、調子がいいのではと思ってしまいます。
 
 で、今日の一枚は銀蘭。近くの雑木林で見つけました。とても小さな花です。ゆっくりと見ないと気が付かないほどに小さい。あまりにも可愛いので・・・早く、花を散らしなさい、でないと心ない人間にさらわれますよ・・・と、独り言のようにつぶやく店主。
 鳥の声と風の音を聞きながら、誰もいない雑木林で、銀蘭のような植物を見つけると心底、ホッとします。
 ところが、最近少しだけ雑木林に行くのが憂鬱になっております。よくいく雑木林には、その雑木林を守る会があって、店主も賛同しているのですが、最近、いろいろと連絡があって、「子供に雑木林の楽しさを教えるのに協力してくれ」といった話があります。
 店主、疲れてくると、少ない時間を割き、独り心の更新のためにいくのであって、とても子供の世話なんぞする余裕はない。逆に子供の姿をみると、その雑木林から逃げてしまいます。
 なので安易に関係性を作ってしまった事に、最近少し後悔をしております。それなら、雑木林の怪しいオヤジに見られていた方がマシ。ハ〜ッ、どうしたものやら・・・(-_-)
 
ギンラン(銀蘭)の花-07.05.22

《Colors》の新作はこちらです。 

Yu Sasakiのプライベートサイト《i'solation》

投稿者: 店主 日時: 18:30 |

2007年5月21日 月曜日

藤の花

 今日の一枚、悪戦苦闘です。やっぱりフジの花は難しい!
 この花、やっぱり遠くから見るもので、近寄って花の形とかを楽しむのは、少し無理があるようです。それと、頭の中でアノ藤棚の形が強烈にインプットされていて、どうしても、意識がそちらにむいてしまう。
 それと、悪い事に元の写真もきれいに撮れていて、なかなかフジの写真の中に新しい発見ができない。店主の元の写真はどちらかというと、失敗したな・・・という程度の方が、画像処理しやすい。
 サクラにしてもキクにしても、伝統のなかで作られ続けた植物は、難しいですネ。やればやるほど文化というか伝統という様式に足を取られてしまいます。
 で、これが店主のフジの花です。ア〜ッ疲れた・・・(-。-)y-~~~~

フジ(藤)の花-07.05.21

投稿者: 店主 日時: 18:29 |

2007年5月19日 土曜日

45年前

 最近、読む本がなくなって、本棚をひっくり返していたら、本多勝一の「北海道探検記」なる文庫本が出てきた。読んだ記憶がない・・・大体がこの人の本は買った事がない。しかし面白そうなので、早速、工房の行き帰りに読みはじめた。
 この「北海道探検記」1959年から1962年ぐらいに書かれたものをまとめた紀行本である。少なくとも45年以上も前の話である。
 自然の話、開拓の話、アイヌの話、人を食った話。暴力団の話、そこで生活をするの人々の話。最初、なんだかな・・・と思っていたが、話にドンドンと引き込まれた。
 店主、実は北海道生まれである。しかし、二歳ぐらいで東京に来てしまったので、北海道の記憶はほとんど無い。
 読むうちに、こんなところで店主の親たちは暮らしていたのかと、妙な気分にもなった。
 で、「僻地とよばれる地方にある生活」という項目の「ある校長先生(日高)」の話にはかなり驚いた。
 そこでは今と同じような教育論争が45年以上も前にあったのである。とても、興味深いのでその一部を載せておきます。ちょっと長いので、ヒマな時に読んで下さい。

「北海道探検記」本多勝一・朝日新聞社(昭和59年2月20日発行・文庫本)
「僻地とよばれる地方にある生活」より「ある校長先生(日高)」P241〜P246

********************************

 ある校長先生(日高)
「単級複式学校」ということばがある。単級とは、全校(小学校または中学校)の児童(または生徒)が一学級に編成されているクラス、複式学級とは 二学年以上が一つのクラスで勉強している場合だ。つまり、一年生も二年生もいっしょくたにして教えている学校である。都会か、あるていど人口の大きな村に育った人にほ、見当もつかない学校だ。生徒数が少ない僻地(辺地)の学校だと、一学年が三人や四人では一クラスにすることができないので、こういうことになる。
 北海道では、このような単級複式学級が、小学校で一三五六校(全体の五八バーセント)、中学校で三九九校(全体の三〇バーセント)もある(一九六一年現在)。数においても割合からみても、むろん日本一だ。僻地の多い北海道では当然だろう。こういうクラスで「理想的教育」をすることは至難のわざだが、別の意味では「こういう所でこそ」真の教育が可能かもしれない。
 文部省が一九六一年に始めた全国一斉学力テストほ、このような実情を無視した強権発動だった。僻地の多いところほど、このテストに対する抵抗が強かったのは当然である。テストの目的については、日教組の指摘するように、大資本に奉仕する人間を大量生産することが第一である点、まず疑いはない。僻地に生涯を送る人が、それなりに人間として立派に成長するためのテストであるなら、むしろテストは北海道でこそ歓迎されたであろう。だが、この学力テストの実情は、農村や漁村が大都市の植民地と化し、相対的困窮の度を加えるためにのみ力があった。
 文部省の一斉学力テストに対し、日教組は総力をあげて阻止する態勢をとったが、とくに固い括束をかためた北海道教組は、まず九月二六日の小・高校抽出テストで抽出校の八割前後を阻止することに成功し、さらに十月二六日の中学一斉テストでは、全道一三四三校の約半分が中止した。結局テストの意味はほとんどなくなってしまったので、怒った道教育委員会は先生の処分をもって対処した。まず抽出テストに関して小学校長七人に停職一カ月。
 この、停職になった小学校長の一人が、日高支庁の沙流郡平取町川向小中学校長・高橋一雄氏(当時四三)である。川向小中学校も単級複式の僻地校だから、中学が三学年一クラス、小学生は三年以下と四年以上の二クラス、合計三クラス八六人。私はこの年の一二月、札幌からジープを駆ってこの小・中学校を訪ねた。沙流川ぞいの坂道を海岸から十分ほど走らせると、ゆるやかな丘が波うつ傾斜地に出る。その高台のひとつに、小さな学校が建っていた。
 この小中学校のある川向部落は、西ベルリンみたいなところだ。平取町の中で、この部落だけが沙流川をへだてて孤立し、他の部落には舟で渡らなければならない。地理的には当然門別町に属すべきところで、一時は門別との合併話も出たが、「なにしろ火山灰地ばかりの開拓部落ではねえ」と、この縁談は門別町側からことわられた。渡し舟がひっくりかえって川向小学校の先生がおぼれ死んだこともある。町の合同運動会には生徒全員が舟で渡るので毎年ヒヤヒヤさせられたが、最近は独立運動会になったから心配がひとつ減ったそうだ。
 授業時間中にたずねると、からっぼの職員室に一人だけ“重役タイプ”の人がいる。貫禄のある大きな体格。ゆったりした動作。これが校長の高橋先生だ。すわっている机やイスが、おもちゃみたいに見える。声もおちついている——「フンマンやるかたないです」
 あまりにも悠然と語るから、ちっともフンマンやるかたないようには見えない。終始そんな調子で、処分のいきさつを淡々と話す。——
 川向小学校が抽出学力テストの指定になったことは九月一四日の新聞で知った。だがそのときは、テスト当日(九月二六日)をいれて五日間を農休にすると決めたあとだった。父兄の希望調査をまとめてこう決めた。先生たち五人も、この休み中に他の学校を見学に出かけることになっていた。ここの先生五人はみんな若く、ここが最初の任地だから、他枚の様子も知ったほうがよいと考えての計画だ。テストの五日前、高橋先生は町教育長にこう鋭明した——「第一に生徒は農休、先生は他校視察。第二にテスト自体に対しても現場として疑念をもつ」
 教育長は、テスト前日に職務命令が出ることになっていることなどを知らせたが、高橋先生は農休も先生たちの視察先行もとりやめなかった。——「じゃあ、当日はテストに調査員もいかないから」と教育長はいい、事実そのとおりになったという。つまりこの場合、生徒も先生も調査員も学校に現れず「おそらくこの日は日本一静かなテスト指定校だったでしょう」
 十月二四日。中学一斉テストを二日後にひかえて、高橋先生は他の六人の小学校長とともに処分の発令をうけた。——「だれが見たって、おどしのための処分ですよ。理由なんか問題じゃなくて、処分のための処分です」
 中学一斉テストについては、高橋先生も文部省の「理由の裏にある別の理由」に対してハッキリ反対する。「あれは都会中心です。ここのように三学年ずつひとまとめにした『ドンプリかんじょう』のような教育しか受けられない生徒では、いい点数をとれないのはわかりきってますよ。その悪い点を指導要録に記入して生徒の一生を左右するなんて……。ここには都会にない優れた面が確かにあるのに、それはあのテストの結果にはあらわれない」
 小学抽出テストに続く中学一斉テストの前、町教委はとくに頼んだそだ——「こんどはぜひ実施を……」。校長は答えた——「意地ってこともありますからね」
 混乱は十一月の停職期間になってから起きた。川向のような僻地校は校長も直接授業を担当している。高橋先生も週二十一時間もっていた。先生の補充がないまま、授業にアナができたのだ——「町教委にこのことをいったら『それは道教委がやったのだから知ったことじゃない』って。ムチャですねえ、ハハハ」
 高橋先生は低く笑いながら、自分でさしたお茶をゆっくり飲んだ。どこかの教室からピアノの音がきこえてくる。生徒の歌の伴奏だが、かなりの弾き手だ。それをほめると——「いやあ、ピアノもいいんですよ。去年やっと買いましてね。部落で半額負担してくれたんです。それまでは音楽コンクールがあるたびに他の学校へゾロゾロ出かけて、ピアノを借りて練習したんですよ。僻地校でピアノがあるところは日高じゃウチくらいかな」。校長はそういいながら目を細めた。壁にはられた「学校教育目標」の第一項——〈郷土川向を愛し、しかも川向を興すこども〉「郷土の本当のカになってくれるような青年を育てる教育でなくてはダメだと思いますね。あの学力テストは、この『目標』にも合わない」
 教育目標のとなりにある「学校経営方針」の中には、「こどもの実態と地域の特性に即した教育計画をたてる」とか、「飼育・栽培・自然観察を通じて勤労を楽しむ態度を育て……」とかいったことばがみられる。進学中心主義の、文部省の定めた一本のモノサシに合わせるべく、他人をたたきおとす競争で神経をすりへらしている都会の学校とは根本的に違うのである。こうした方針にもとづいて、大豆の草取りアルバイトを全生徒がやり、その報酬で潮干狩りに行ったことがあった。そのときの作文から——
「海へはいってアサリやヤドカリをとっていると漁師のおじさんが『コンプ拾ったらだめだよ』といった。海のそばの人はコンプをたべて生きているのかなと思った」(六年生)。「タコをみました。びっくりしました」(二年生)。「かえりのバスの中で、つるちゃんが『ちか子ちゃん、手をなめたら、しよつぱいわ』といって手をなめていました。わたしもやってみました」(四年生)。
 職員室の窓ごしに、ヤチダモやシラカンパにかこまれた校庭が見える。その向こうにひろがる未墾の原野。図書の棚をみながら、高橋先生はいった——「ここは夏になると、いろんな昆虫や動物がよく目につきますよ。ことしはこどもたちに動物図鑑か植物図鑑をぜひ買ってやりたいものだと思っています」
 中学一斉学力テストも、高橋先生はやらなかった。そしてこんどは六十二人の他の校長とともに再び停職処分にされた。高橋先生は一人で小中学両方の校長を兼ねているから、このように二重の扱いを受ける。ニ度目の処分発表のとき電話で——「感想」をきいてみると、あのおちついた声が静かに返ってきた——「どうせまたやられることは覚悟してましたから、とくに言うこともありません。ただ、停職処分による児童の教育への影響は、テストの善悪以上の重大問題なのに、そんなことを無視して処分を強行するというのは、いったいどういう教育なのかと思いますよ」
 川向のような僻地のこどもらにとって、高橋先生のような教育方針は、教育というものの本来の姿であろう。それをあくまで貫こうとする高橋先生は、勇気ある、すぐれた教育者だと思う。文部省からの指令を、現場の先生に対して何らの説得もできぬまま鞠躬如(きっきゅうじょ)として受けとり、地域社会の自主性を無視して、弱い論理と強い官僚的精神構造(すなわちコト力レ主義)とで、こうした教育者を追いたててゆく道教育委員会や道教育長は、勇気のない、気の毒な「教育関係者」である。しかし、こうした体制になることは、教育二法案以後の予想された結果であり、地域社会での教育行政官僚は、財界の意を受けた文部省が子供の多様な能力を殺してゆくための、民族的公害の末端をになう存在にすぎないのも自然の理だと思う。

********************************

 教育とは何か、とても難しい話である。
 本多勝一の書く通り「地域社会での教育行政官僚は、財界の意を受けた文部省が子供の多様な能力を殺してゆくための、民族的公害の末端をになう存在にすぎないのも自然の理だと思う。」という話は、わかりやすいし、構造も今とこの時代と変わらないのは大差ないというのは驚きである。
 これら官僚、財界に、今だと、アメリカ資本、御用マスコミが加わって、ますますワケのわからないことになっている。
 また、学校ごとに君が代がうまく歌えたかを、評価する教育委員会も登場しはじめている。
 で、教育界は45年前と比べて本当に進歩したのか・・・? 店主には、残念ながら後退しているようにしか見えません。

投稿者: 店主 日時: 18:12 |

2007年5月18日 金曜日

新作と花と昆虫

 え〜と、ようやく新作をアップしました。今回はバラエティーから『Racine(ラシーヌ)』さんの作品。ラシーヌさんとは、ご意見箱に入ったメールから知り合いました。オリジナルTeeシャツの問い合せが発端です。
 しかし、メールでやり取りしているうちに、バラエティーからもデビューという話にどんどんと進展。そしてついにバラエティーからのデビューとなりました。
 こんな事もあるんですネ!という実例ができて、店主、喜んでおります。仲間が増えるのは、何とも楽しい。\(^o^)/
 店主としては、次回作をと言いたいところですが、あんまり焦ってもいけません。まぁ、ゆっくりとお付き合いできれば幸いと思っております。ラシーヌさん、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 で、今日の一枚は、花と昆虫。(ラシーヌさん、虫嫌いだったらマズいかな・(^_^;・・)
 虫の名前はモモブトカミキリモドキ。名前の通り、後の足がプクッと太い。(^_^; ちょっとマッチョな感じです。でも、太いのはオスだけ。メスは細いそうです。w(゜o゜)w
 花の方はクサイチゴ。キイチゴの仲間で、赤い実をつけます。店主は食べた事はありませんが、あっさりとした甘みがするそうです。
 このクサイチゴの花にモモブトカミキリモドキが遊びに?来たところを撮った二枚のうちの一枚。ちょこちょこときて、忙しそうにスーッと去っていきました。花の色が気に入らなかったのでしようかネ・・・(;¬_¬)
 あっ、それからこのモモブトカミキリモドキ、体液に毒素があるので触らない方が無難です。(^_^;

クサイチゴの花とモモブトカミキリモドキ-07.05.18

バラエティー『Racine(ラシーヌ)』さんの素敵な作品!はこちらからです。 

投稿者: 店主 日時: 18:13 |

2007年5月17日 木曜日

金蘭

 今日の1枚は、井の頭動物園で見つけた1枚。この井の頭動物園には結構、面白い植物があります。なので、店主の場合はここへ行くと、動物を見ないで植物ばかり見ている。でも、サル山とゾウのはな子は必ず見ます・・・(^_^;
 で、今日の1枚のキンランは、彫刻館の樹々が鬱蒼としているところにありました。このキンラン、とてもナイーブな植物で、引き抜いて自宅にもって帰っても一〜二年で枯れるそうです。(店主はこんなバカな事はしません。念のため・・・)
 理由は、『ウィキペディア』によると、
 『キンランの人工栽培はきわめて難しいことが知られているが、その理由の一つにキンランの菌根への依存性の高さが挙げられる。ラン科植物はラン菌根と呼ばれる独特の菌根を形成し、ほとんどのものは多かれ少なかれ菌根から炭素(エネルギー)を含む栄養分を獲得しているため、その正常な生活には菌根が欠かせない。・・・ところがキンランと共生する菌は腐生菌ではなく、樹木の根に外菌根を形成し、共生している菌であることがごく最近明らかにされた。外菌根菌の多くは腐生能力を欠き、炭素源を共生相手の樹木に依存しているため、共生相手である特定種の生きた樹木がなければ生存することができない。そのような菌に炭素源を依存するキンランは、間接的に樹木から栄養を摂取しているとも言える。』
 簡単に言うと、キンランに栄養を与える事のできる樹がないと、生き延びられないという事のようである。慎ましいというか、はかないというか、生き物の微妙な共生関係だけで、ひっそりと咲くキンランに、店主、ちょっと感動しております。
 人間もこのキンランのように慎ましく、いろんな人々と共生しながら生きられれば良いのですが、無理だろうな・・・。(このキンラン、1997年に絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)として掲載されているそうです)

キンラン(金蘭)の花-07.05.17

投稿者: 店主 日時: 17:36 |

2007年5月16日 水曜日

お店計画-その5

 長く生きていればいろいろな事にぶつかる。疲れもするし、歓喜に震える事もある。すべてが経験と思って、お付合いしてきました。
 店主はTeeシャツ以外にもサインの仕事もするので、お店の立ち上げに関わる事が多い。しかし、いろんな悲惨な例を今までに見てきております。
 お店の計画が九分九厘決まって、さて、お店を作るゾウ!となって、蓋を開けたら、資金がゼロとか・・・お金を借り入れてお店を立ち上げ、従業員を10人以上も雇い、みんなやる気満々でオープン。で、気が付くと借り入れの資金が、ダメになったとか・・・二年もたたずに撤退とか・・・いろいろありましたナ。
 で、先日、日記に書いた工房の隣のビルの一階のカフェ&バー、なんと、オーナーが突然病気になってしまい、継続は無理と判断されたようで、閉鎖を決めてしまいました。こんな例は、店主もはじめての経験。
 ウ〜〜〜ン!やっぱりお店は大変である。病気だけは何をしても勝てないという実例を、はじめて見ました。これは人ごとではありませんが、お店でなくても自営業は身体が資本。これは肝に命じておかないといけませんネ。
 しかし、悪い話ばかりではありません。渋谷で一件目のお店が成功して、二件目にチャレンジという友達もいます。で、明日その二件目の物件の下見に店主も同行する事になりました。
 これって、結構責任があります。相手のモチベーションを下げても、上げ過ぎてもダメ。まぁ、看板屋としての意見を、包み隠さず話す事になると思いますが、欠点を見つけたら、同時にその欠点を解消する方法も同時に述べないといけないので、気を使います。
 つまりは、下駄を履くまでは、絶対に油断はするな!というのが、今までの経験の結論。とは言うものの、これがいざ自分の事となると、周りの事がほとんど見えなくなる。これが怖い。
 なので、お店を決める時ぐらいは、信頼できる友人と一緒に見るというのも一つの方法論です。独りで走り出すのは、要注意・・・さて、明日はどんな勉強ができますか?楽しみです。(^_^;

投稿者: 店主 日時: 18:20 |

2007年5月15日 火曜日

雪餅草と池波正太郎

 今日の1枚は店主にとっては、幸運な1枚。でも、人によっては不気味に見えるかもしれない植物。名前をユキモチソウ。葉の間から肉穂花序がのび、その中心に白い棒状のものが現れ、その先っぽが雪見大福みたいな白い塊となっています。
 この植物は、武蔵国分寺の万葉植物園で見つけました。
 で、何が幸運かというと、なかなかこのユキモチソウにはお目にかかれないという事。店主も接近遭遇はこれがはじめて。今日の1枚も、草ぼうぼうの奥に隠れておりました。
 多分、ほとんどの人はこの珍しい植物を見る事なく、前を通り過ぎていったと思われます。店主も危うく見逃すところでした。
 ちょっと、興奮しながら、そっと、その草ぼうぼうの中にカメラを入れて、カンだけ撮影。イヤ〜面白い形をしております。
 このユキモチソウ、白い部分が花ではなく、白い部分の根元に小さなつぶつぶがあって、そこが花なんだそうです。しかも、雌雄異株だとか・・・今回は、そこまでは確認できませんでした。
 あっ!それから、白い雪見大福のような形の部分は、実際に触ってもフカフカで柔らかいそうですが、見つけても可哀想なので、つぶしたりしないで下さいネ・・・

ユキモチソウ(雪餅草)の花-07.05.15

 追伸、《Tea Rose》 の深津真也さんが、店主の大好きな池波正太郎の文庫本「元禄一刀流」の表紙の絵に使われました。店主、本当に池波正太郎が大好きなので、これはとてもうれしいお知らせです。早速、本屋さんに行ってみよう。詳しくはお知らせをご覧下さい。

投稿者: 店主 日時: 18:53 |

2007年5月14日 月曜日

妙な?展開と松葉海蘭

 先週の金曜日、工房の隣のビルの一階に、カフェ&バーのようなお店ができたので、覗きにいってきました。まだ、看板も何もなかったので、何屋さんなのかと中に入って、お酒を呑んでいたら、何かの拍子に、看板の話になって、結局、店主がガラス面の装飾をやることになってしまいました。
 で、いろいろとよもやま話をしていたら、何となく妙な?というか、面白いというか、こんな事ってあるのかな・・・と言う展開になってきました。
 まだ、詳しくは書けませんが、動きがあったらお知らせします・・・(^_^;
 で、今日の1枚はマツバウンラン。店主、この植物はまったくの初対面。店主の持っている2000年度版の山渓ポケット図鑑には載っておりません。
 名前も偶然、知りました。どうやら北アメリカ原産の帰化植物で、海岸地帯に多く見られるようです。しかし、店主が見つけたのは、西国分寺の高層マンションの立ち並ぶ歩道の植え込み。海からはかなり遠い。
 どうやら、乾燥した場所が好きなようで、他の植物があまり生えないような場所が、このマツバウンランには好みのようです。しかし、最近は本当に帰化植物が多くなりましたナ・・・

マツバウンラン(松葉海蘭)の花-07.05.14

投稿者: 店主 日時: 19:05 |

2007年5月12日 土曜日

m(__)mとマツの赤ちゃん

 え〜と、日記を書いている時間がなくなってしまいました。m(__)m
 で、今日は今日の1枚でご勘弁を・・・撮影した時は、今年生まれたマツの赤ちゃんかと、思ったのですが、画像処理してみたら、新しい葉っぱの下に古い葉っぱが見えます。
 もしかしたら、こんマツの赤ちゃん、二年目なのかもしれません。日当りの悪い場所だったので、仕方ないのかな・・・

マツの赤ちゃん?-07.05.12

投稿者: 店主 日時: 20:10 |

2007年5月11日 金曜日

シークレットと花筏

 旧長袖サイズの売り切れご免!セールが、売り切れご免で無事終了。(⌒-⌒) 
 で、セールがないのはつまらないので、かくれんぼセールというか宝探しセールというか、シークレットセールを急きょ企画しました。(また、思いつきでやってしまいました。(-。-)y-~~~~)
 どこにセール商品があるのか、わからないようにしてあるので、時間に余裕のある人は、探してみて下さいナ・・・(^_^;  (ヒントは「は」「こ」「か」のつくブランド)
 で、今日の1枚はハナイカダという植物の花。一月にアップしたナギイカダと似た名前の植物ですが、ナギイカダはユリ科でハナイカダはミズキ科との事。まるで別物です。
 この二つの植物の共通点は葉っぱから花が咲くという事。ナギイカダの時もびっくりしましたが、自然に生えているのを見たのは、これがはじめて。
 ウィキペディアによると《進化的には葉腋から出た花序の軸が葉の主脈と癒合したと考えられる。》とある。イメージの花はどうも雌花のようです。
 面白いのはハナイカダの別名。なんとヨメノナミダ(嫁の涙)それからママッコとも言うらしい。誰がこんな名前をつけたのか・・・ママッコの方は、どうもご飯の事をさす方言らしい。
 ハナイカダは葉っぱの真ん中に花が咲き、そこで黒い実を付ける。この実、どうも食べられるらしい。生えている場所は覚えているので、今度行った時は、そっと食べてみようかな・・・(⌒-⌒) 嫁の涙の味がしたりして・・・w(゜o゜)w

ハナイカダ(花筏)の花-07.05.11

葉っぱから花が・・・(ナギイカダ) 

投稿者: 店主 日時: 19:26 |

2007年5月10日 木曜日

ガガンボ

 今日の1枚はガガンボの仲間。この言葉を聞いて、普通の反応は、何じゃ!それは・・・?と、なると思う。お〜っガガンボか!という人は虫好きな人。正体はカの仲間。
 ネットの辞書、大辞泉で調べると《ががんぼ【大=蚊】  《「蚊ヶ母(かがんぼ)」の意から転じた語》双翅(そうし)目ガガンボ科の昆虫の総称。蚊に似るが大形で、脚が長い。翅(はね)の開張が8センチもあるミカドガガンボ、幼虫が稲の根などを食べるキリウジガガンボなど、種類は非常に多い。》と載っていた。
 また、大辞林では、《ががんぼ 【〈大蚊〉】  ハエ目ガガンボ科の昆虫の総称。蚊を大きくしたような形で、体は細長く、黄褐色・黒褐色など。はねは細長く透明。吸血はしない。脚が著しく細長く、もつとすぐもげる。日本にはイネの害虫キリウジガガンボ、美しいベッコウガガンボなど多くの種がいる。カノウバ。カノオバ。カガンボ。カトンボ。[季]夏。》とある。
 さらに、昆虫の系列分類によると、
    双翅目(ハエ類) (Diptera) 現生15万種
     糸角亜目(カ類) (Nematocera)
      ガガンボ下目 (Tipulomorpha)
       ガガンボ上科 (Tipuloidea) crane fly
        ガガンボ科 (Tipulidae) 14000種
        シリブトガガンボ科 (Cylindrotomidae)
        ヒメガガンボ科 (Limoniidae)
 ・・・と、なるらしい。(@o@;) 店主にはさっぱりわからない・・・(-_-;) それでも、何とか種類を特定しようとしたけど、無駄なあがきでしたY。

 で、画像処理の話。このガガンボ、本当に足が細い。店主のカメラは800万画素で画像の大きさは3264×2448、接写しても、ガガンボの足は3ピクセルぐらいにしかならない。
 なのでヘタな処理をすると足が消えてしまう。しかも、ネットで見せる時の画像は400×400ピクセルにスケールダウン。でも、最近はウデが上がったらしく、きれいに処理できるようになった。\(^O^)/
 これがそのガガンボの仲間・・・(虫嫌いの人は見ないで下さい。m(__)m)

 追加、蚊ヶ母(かがんぼ)を調べていたら、『蚊母樹』・『蚊母鳥』という言葉が出てきました。さて、何と読むでしょうか・・・答えはネットに載っています。┗(・o・)┛
 
ゼンマイにとまるガガンボの仲間-07.05.10

『蚊母樹』

『蚊母鳥』

投稿者: 店主 日時: 17:57 |

2007年5月 9日 水曜日

枝打ちと楮

 最近、環境問題でわからない事が幾つかある。昨日の農薬や除草剤のこともつじつまがあわない事の一つだけど、もっとわからないのが温暖化と夏の樹の枝打ち。
 木材を生業としている人たちの枝打ちは理解できるけど、公園や道路の並木の枝打ちが、何故、夏に行われるのか、これがわからない。
 スーパーやコンビニの袋を有料化してまで、温暖化を何とかしようとしているのに、樹は見通しが悪くなるとか、治安が悪くなるとかの理由をつけて、伐られてしまう。
 これでは、二酸化炭素を減るどころか増えてしまうのではと、素人の店主は心配になる。
 植物と二酸化炭素の関係よりも、コンビニの袋を有料化の方が温暖化には有効なのだろうか?しかも、公園や道路の枝打ちは税金でまかなっているのでは・・・
 また、都市の夏はものすごく暑くなるというのに、そこでも樹の枝を落として、何の意味があるのか?枝打ちをするとかなり温度が下がるとでもいう事があるのだろうか?
 それでいて、ビルの屋上は緑化しましょうと言う人たちもいる。だったら、ビルを小さくして、余った土地に植物を植えればいいのではないのか?
 しかし、それでは、資産価値が減るという声も聞こえてくる。では、環境の悪いところの方が資産価値が高いという事なのか?アタマのワルい店主には、混乱するばかりで、まったく理解できない。
 もっとも、この間の松井孝典さんみたいに、根本から経済システムを変えなければ、後、100年で・・・という意見もある。

 で、今日の一枚はコウゾ。実はこの楮という文字、店主は読めませんでした。(-_-; このコウゾは和紙の原料になるのは有名な話。《楮の皮の繊維は、麻に次いで長く繊維が絡み合う性質が強く、その紙は粘りが強く揉んでも丈夫な紙となる。》とウィキペディアには書いてありました。
 作り方は下のリンクをみて下さい。枝を切りそろえて蒸すとは、知りませんでした。
 このコウゾの花は、とても変わっていて、店主もマジマジと見たのはこれがはじめてのような気がします。紫ウニという人もいれば、赤いもじゃもじゃという人もいます。
 店主には丸い玉から放電しているようにも見えます。
 今日の一枚の上の部分はたぶん雌花だと思います。問題は下の部分の塊。これは最初、雄花かと思ったのですが、イマイチ自信がありません。知っている方がいましたら、教えて下さいナ・・・(^_^;

コウゾ(楮)の雌花-07.05.09

コウゾを使った和紙づくり

投稿者: 店主 日時: 18:48 |

2007年5月 8日 火曜日

農薬と除草剤とコケリンドウ

 今日の新聞を見ていたら、練馬の小学校で、去年、学校の芝を守るために計16トンの農薬をまいたと言う記事が載っていた。
 これはどうも東京都が指導してやっているらしい。しかし、芝を守るために16トンもの農薬をまいて、子供の身体に影響がないのか心配になる。
 最近の学校は君が代や国旗には神経質になるが、子供の身体の事はあまり気にならないようだ。
 店主の自宅の近くにも去年、保育園ができた。そこはもともと大きな石垣で囲まれた空き地のような場所で、サクラやいろんな植物が植えられていた。そこに樹が切り倒されて保育園ができた。幸いにも石垣は残された。
 石垣の中には、ツツジが植えられていて、いろんな植物が一昨年まで生えていた。しかし去年、保育園ができると、石垣の中のツツジや他の植物に奇妙な異変がおこった。
 何と、夏前になると石垣の中の下草がみるみる枯れだしたのだ。
 店主の好きなヤブガラシやワルナスビ、ガガイモ、カラスウリ、ノブドウなどの植物が全滅した。これは明らかに除草剤をまいたと思われた。ツツジもかなり弱ってしまった。
 道を隔てたところにも同じ石垣があるのだが、こちらは何の異変も起こらなかった。
 店主も気が付いたときは、さすがに愕然とした。ここはいつもよちよち歩きの子供が出入りするし、夏にはすぐそばで水遊びもする。
 除草剤をまいたのは、保育園の関係者と思われる。店主が親なら抗議するところであるが、店主はまったくの部外者。・・・心の中で、バカモノ!と言う以外になにもできない。
 多分、誰もこの事には気が付いていない。ハァ〜、やれやれである。

 で、今日の一枚はコケリンドウ。この植物もかなり悩ましい。似た種類でコケリンドウ以外にも、ハルリンドウ、フデリンドウといろいろある。みんな小さくて可愛い。しかも、よく似ている。
 なのでいつもどの種類かで迷う。咲いていた場所や、大きさ額、葉っぱなど見て判断するが、それでも本当のところあまり自信がない。
 でも、きっとこれはコケリンドウだ!と思って、画像処理をしました。┗(・o・)┛

コケリンドウ(苔竜胆)の花-07.05.08

校庭芝生に農薬を大量散布 練馬区立中村小 昨年計16トン、 病気対策で

投稿者: 店主 日時: 20:11 |

2007年5月 7日 月曜日

マツ

 今日の一枚はマツ。マツという名の植物は無いのですが、画像からマツの種類を特定できないので、ここではマツと呼ばさせていただきます。m(__)m
 このマツ、日本人には馴染み深い植物。用途には観賞用、木材用、燃料用、食料用といろいろとあります。また、日本文化にも深い関わりをもつマツ。
 調べていて面白かったのが、ウィキペディアの《マツ属(-ぞく)とは、マツ科の針葉樹》に書かれていた食料のところの記述。
 《アカマツなどの若葉を洗浄して、砂糖水に漬け、葉に付着している細菌の作用で炭酸ガスを発生させて水中に溶け込ませて作る松葉サイダーという飲み物がある。松葉は食用にしないが、成分が溶け込んで、独特の味わいがでる。韓国では、マツの風味を付けた缶入りの炭酸飲料が販売されている。》
 フ〜ン、これって韓国の食品を扱っているところに行けばあるのかな?一度、飲んでみたいものです。

 マツの花言葉は「不老長寿」「同情」「向上心」「哀れみ」「かわいそう」「慈悲」「永遠の若さ」「勇敢」・・・と、いろいろと出てきたが、「かわいそう」と「永遠の若さ」が一緒なのが解せない。

 それからこのマツをネットで調べていると、小学校、中学校などでいろいろと教材と使われるらしい。
 内容を読んでいると、結構、難しく、店主こんな事を教わった記憶がない。本当は、記憶がないと言うより忘れたという方が正しいような気がする・・・(-"-;) (なんでも、裸子植物・被子植物の違いのための学習教材のようです)

 そこで、テストを・・・(店主は答えを知りません。わかった人は教えて下さいナ)

 マツの花には花弁やがく片がありません。また、めばなには子房がなく胚珠がむきだしのままです。このような植物を何といいますか。
 また、そのなかまを下から記号. で選びなさい。
 1.アブラナ  2.イチョウ 3.ウメ 4.エンドウ

 よほど勉強という方法が嫌いだったのか、こんな文章を読むと、考える前に、途端にアタマが痛くなる店主。ハ〜やれやれ。
 で、これがマツの花。沢山咲いているのが雄花で、真ん中の新しく伸びた枝の先端につくのが雌花。雌花は別の新しい枝先を拡大してあります。

クロマツ?アカマツ?の雄花-07.05.07

クロマツ?アカマツ?の雌花-07.05.07

投稿者: 店主 日時: 18:02 |

2007年5月 5日 土曜日

散歩と薇の胞子体

 さすがに今日は疲れました。一昨日が高尾の多摩森林科学園。昨日が井の頭動物園&Teeシャツリサーチ。今日が武蔵国分寺の万葉植物園&お鷹の道とひたすら歩きまわっておりました。
 撮影枚数は556枚。は〜っ、よく撮ったものです。分類は明日にまわして、今日はこれからビールを呑んで、疲れを癒します。
 で、今日の一枚は多摩森林科学園で見つけたゼンマイ。と言ってもクルクルとまいたあのゼンマイではありません。胞子体という茶色の不思議な形のものです。
 これは何度見ても面白い・・・さて、今日はこのぐらいでビールタイムに移りす。(^_^;
 
ゼンマイ(薇)の胞子体-07.05.05

投稿者: 店主 日時: 19:45 |

2007年5月 4日 金曜日

美男な菫

 ミイラ盗りがミイラになってしまいました。(-_-;) ウ〜〜ウィプ、ハア〜・・・冷たいお茶は美味しいね。ウップ!・・・
 で、今日の一枚は美男なスミレです。m(__)m

美男なスミレ(菫) -07.05.04

投稿者: 店主 日時: 22:32 |

2007年5月 3日 木曜日

キツネノボタン

 今日は一日、外で植物の写真を撮っておりました。久しぶりの長時間散歩でかなり疲れましたが、気分はかなりイイです。
 でも、植物は本当にいろんな種類がありますネ。今日、撮影したモノの中にも、わからんモノがかなりあって、これから悩ましい時間が始まります。
 で、その前に今日の一枚をアップ。この植物も名前が判らずにいた一枚。知っているようで知らないのが植物の世界(店主の場合)。
 名前をキツネノボタン。ボタンは洋服のボタンではなく植物の牡丹の事。葉っぱが牡丹の葉っぱに似ていたので、キツネノボタンとなったようです。
 上の実の部分がとても懐かしい形で、昔、これをよく投げて相手の洋服に付けて遊んだ事があります。あれがキツネノボタンという植物の実だった事を今頃知る店主でした。w(゜o゜)w

キツネノボタン(狐の牡丹) -07.05.03

投稿者: 店主 日時: 20:02 |

2007年5月 2日 水曜日

ぼやき日記

 今日、溜まった雑務をこなしていたら、入金額が変なのに気が付いた。どう見ても金額が少ない。請求書を調べても、やっぱり少ない。
 なので、入金してくれた会社に電話をして調べてもらった。すると、税抜き額の10パーセントを源泉したとの返事。
 何!である。デザインとか印税とかのソフト的な仕事の場合はそうした事があるが、モノを作って納品して、源泉をひかれては堪らない。こんな経験ははじめてである。1000万円の売り上げがあるとすると、100万円が源泉として引かれて一年間、塩漬けにされては、これでは仕事にならない。
 しかも、この会社、前にも展示会の仕事で何度も取引がある。その時は、源泉などひかれてはいない。
 担当者いわく、個人事業者は源泉をひくのは当たり前と言われてしまった。で、前の取引の話をしても、前の担当者の事は知らないと言われた。この会社、担当者が変わると支払の仕組みが変わるらしい。
 ならば、御社は会社でラーメンの出前をとったら、相手が個人事業者の場合、代金の10パーセントを引くのかと聞いてみた。返事はなかった。結局、来週、調べて返事をくれることになった。
 あ〜〜、これでここからは仕事がこなくなるよナ・・・きっと。はぁ〜〜〜やれやれ。

投稿者: 店主 日時: 19:27 |

2007年5月 1日 火曜日

4月の検索文字列

 今月は切り絵関連がダントツです。それから残念なのが自由が丘 ajisaiさん。スゴイ勢いで伸びましたが、残念ながら閉店。Teeシャツはバラエティーの方で販売しております。また、味彩の方は営業を続けております。詳しくリンクのページをご覧下さい。
 うれしかったのが、陶芸家の松沢三四郎さんのランクイン。店主、29日に三四郎さんの個展を見に、横浜まで行ってまいりました。
 いい壷があったのですが、ちょっと貧乏なので、今回は諦めました。今度、遊びにいった時に、そっと分けてもらおうと思っております。(^_^;

 それから《気まぐれセール》がVolume-1.5にバージョンアップ。今回もどれにしようかと悩みましたが、結局、店主の趣味になってしまいましたかネ・・・w(゜o゜)w
 
No.1ー切り絵関連(中国 龍・白虎の切り絵・玄武 切り絵・白虎の切り絵)など
No.2ーTee
No.3ー深津真也
No.4−身巾とは
No.5−自由が丘 ajisai・自由が丘AJISAI・自由が丘ajisai・ajisai 自由が丘 閉店
No.6−粒麗荘
No.7−ギャラリーリフレ
No.8−松沢三四郎
No.9−平賀敬・平賀美術館・平賀幸・平賀敬美術館・平賀 箱根
No.10−葉っぱから花

《気まぐれセール!Volume-1.5》はこちらです。 

《切り絵Tee》はこちらです。 

投稿者: 店主 日時: 18:34 |