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2007年11月11日 日曜日

大新聞を買わないという選択

 日曜日でないと書けない事がある。今日のぼやき日記はそのひとつになる。
 店主は東京新聞の読者である。地方新聞のいいところは、その表現において、個々の記者の表現の自由の幅が、明らかに広いということにある。
 きっこの日記も面白いが、地方新聞も丁寧に読むととても面白い記事が載ることがある。
 で、東京新聞11月10日の夕刊に載ったとても小さな記事に店主、ふ〜〜〜むと唸った。「なかなかやるのう」である。

 2007年11月10日 東京新聞・夕刊より
 大波小波・もうひとつの大連立
 新聞界の「勝ち組」、読売、朝日、日経が販売網とネットで手を組んだ。それぞれの公称部数は一千万部、八百万部、三百万部で、これは世界で一、二、四位をしめる。(三位は毎日)こんな国は他にない。 
 かつてより読売は地方紙への自社記事売り込みで、共同通信(通信社は紙面を持たず、全国や海外ニュースの取材・配信をする)潰しを狙っているといわれていた。海外拠点とスポーツデータの蓄積で共同はそれに耐えているが、もちろん次に狙われるのは地方紙自体のシェアである。この中日・東京のようなブロック紙も例外ではない。
 ネット時代のメディアコングロマリット化でウォールストリート・ジャーナルがメディ王マードックに買われたように、「独り勝ち」状況が新聞にも生まれつつある。これは、読者が無意識にメディアにコントロールされる事態を意味する。政界の大連立騒ぎでも、背後にいたのは渡辺恒雄読売新聞主筆らであった。彼らメディア界の老魁(ろうかい)の果てしなき権力欲の対象に、我々はなっていいのか。そもそも彼らは公正中立という報道の原則を逸脱した行動を取っているのだから、その配下の新聞はもはや公器ではない。
 大新聞を買わないことがひとつの抵抗の方法だ。
(口コミ)

 豊かさはその多様性が保証されて、はじめて豊かであると店主は考えている。これは、雑木林で学んだ事。ひとつのモノに偏ると、ほとんどの場合ろくな事にはならない。
 で、多様性を維持できるのは、個々の人間の意志にほかならない。この事を、多くの人々はメディアコントロールによって忘れている。
 読売を潰すのは簡単である。新聞を買わなければいい。それだけで、読売は一夜にして消える。これは選挙と同じ原則である。自分の意志を巨大な組織に伝えるにはそれ以外に方法はない。
 もう一度、書いておく。多様性を守れるの一人一人の人間の存在だけである。

投稿者 店主 : 2007年11月11日 11:24