2009年2月 1日 日曜日
数学
アラン・チューリングという人を知っているだろうか。たぶん、ほとんど誰も知らないだろう。知っているとすれば、純粋数学とか、暗号マニアの人ぐらいかな。
店主も「天才の栄光と挫折・数学者列伝・藤原正彦」の本を読んではじめて知った。
アラン・チューリングは世界史を変えた人と言ってもいいほど凄いを仕事をした。第二次大戦の時に、ナチスドイツからイギリスを救った男である。
ナチスドイツが絶対に解読不可能と豪語したエニグマ暗号をアラン・チューリングは解読した。もし、彼がこの暗号を解かなかったら、たぶんイギリスはナチスドイツに占領され、第二次大戦はとんでもない方向に突き進んだと思われる。当然、日本もまったく違った世界に突入していただろう。これが今なら、彼は英雄になっていただろう。
しかし、アラン・チューリングの末路は悲惨なモノだったらしい。彼はホモセクシュアルだった事が災いし、軍からも政府かも追放された。当時イギリスではホモセクシュアルは違法行為だったのだ。
国家機密を守る為に、追放され、強制的にホルモン治療を受けさせられ、彼の死の床には、青酸カリのついたかじりかけリンゴが落ちていたと言う。(詳しくは「天才の栄光と挫折・数学者列伝・藤原正彦」を読んで下さい)
嘘のような本当の話である。こんなこと一度も聞いた事がない。
店主、この本を読んだ後、ぼんやりと数学のことを考えていたら、今回の金融危機も実はどこかで数学者がかかわっているのではと思いはじめた。
ちょっと前なら、ノーベル賞クラスの数学者が、金融工学と称して、深く関わっていた事を聞いた事がある。
どこかに今の金融危機をおこさせる数式があったのではないのかと考えている。しかし、今のマスコミは強欲な人々を追い回すだけで、そこら辺の根本的な話を調べたとはほとんど聞かない。
まさに数学は両刃の剣である。悪にも微笑むし、善に微笑む。人間の本質のようなモノが数学なのか・・・
投稿者 店主 : 2009年2月 1日 19:20
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