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2009年2月18日 水曜日

お店計画-その35(法令遵守)

 店舗関係の法律をきっちりと守るのは大変な作業である。特に店主のような個人店舗では、かなり難しい。いろいろな規制を調べ、それにあったもので店を作るのは、個人では結論から言えば不可能に近い。
 なので、お店を作る場合は、内装屋さんと相談しながら作ると言うことになる。当然、こちらの要望が全部受け入れらるとは限らない。
 ムリを言えばそれなりにお金もかかる。なので経験豊かな人の話を聞くことが大切である。
 で、最近、裏の仕事でお店の看板の相談をうけた。早速、現場を見に行った。看板関係の依頼は、現場を見ないと話が先に進まない。見た上で、お客さんの要望を聞かなくては作れない。
 これは何故か?簡単に言うと、そこにはいろいろな規制が存在するからである。高さ制限や場所によっては色の制限もある。何でもかんでも作れるワケではない。
 今回の場合、スタンド看板の要望が出た。現場を見た限りでは、敷地内にスタンド看板を置く場所がない。いったいどこにおくのか?と、聞いたら、歩道に置くと言う。
 困った。それはムリですヨ、と言うと、あそこはみんなやっているから、大丈夫と、言われた。
 場所は違うが、店主のお店がある東中野は、結構、老人が多い。車椅子の人もいる。歩道に飛び出たスタンド看板がいかに通行の妨げになるのかを知っている。
 車椅子の人などは、通れないと車道を通るしかない。これはとても危険である。眼の不自由な人にとっては、もっと危ない。ぶつかれば即、ケガにつながる。
 困ったナと思っても、相談者は絶対にスタンド看板を設置すると、ゆずる気はないように思えた。悩ましい選択である。仕事をとるか、断るか・・・
 この件は、結論から言うと相手の方から違う看板屋さんに頼むと言ってきたので、それでケリがついた。面倒なお断りの作業をしないですんだ。今はホッとしている。
 お店を持ってわかったことは、商店街を良くするのには、お店のひとつひとつがそこを通る人たちのことを考えて行動をおこさないと、良くはならないと言う事。
 みんながやっているから・・・という発想でモノを頼まれては、作る側からすると心底困る。
 看板の持っている力は、お店全体の機能としては一割もない。最後はお店そのものサービスによって、その真価が問われるハズである。

投稿者 店主 : 2009年2月18日 19:55

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