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2009年11月15日 日曜日

進歩疲れ

 世の中、どんどんと便利なる。便利なると言うより、どんどんと変化してしまう。
 例えば音楽を聴くと言うコトだけを考えてみると、まずは、ラジオ、次にテレビ、レコードになって、テープレコーダー、オープンリール、ウォークマン、レーザーディスク、ベータ、VHS、CD、MD、DVD、PC、ハードディスクレコーダー、ICレコーダー(今は携帯電話でも聞けるのかな?)と、幾つものマシーンを経験してきた。
 正確にはハードディスクレコーダー、ICレコーダーは触った事がない。触りたいとも思わない。これらマーシンを買うコトや使いこなすコトを考えると、とても鬱陶しくなる。
 今だに携帯電話でさえ持つコトに抵抗があるのに、それに加えていろいろなデジタル系のマシーンを身につけるなんて、店主にはとても考えられない。
 そんな進歩と言うヤツが身の回りにはワサワサとある。店主の仕事もほとんどがデジタル系のマシーンで埋め尽くされている。
 確かに便利だが、厄介なのは変化が早すぎるという点である。今の時代は何ら必要性を感じていなくても、今、使っているマーシンはほとんどの場合、新品にはならない。
 例えばウォークマンがほしいと思っても、新品のウォークマンは存在せずにハードディスクレコーダーやICレコーダーになってしまう。音を聴くにはどちらでも似たようなモノだが、マシーンが変われば、使う人間もどこか無意識に変化してしまう。
 その変化についていけるうちはいいが、人間はある一定の変化を経験すると、それ以上の変化に対応できなくなると、店主は経験的に思っている。
 よくよく考えてみれば、人間の体は、毎日、PCの前に座って仕事をすることに対応しているのかと、疑問に思う。人類はPCの前に座って仕事をしたのは、せいぜい30年ぐらいの時間でしかない。
 人間の体が環境に関して、どのくらいの時間で変化して対応するのかは、店主にはわからないが、100年や200年では何も変わらない。たぶん、1000年でも何も変わらないだろう。
 変わらないのに、生活空間や仕事の形態はどんどんと変化してしまう。これで何も問題がおこらない方が不思議である。
 また、人間が一つの仕事に熟練するまでには、5年から10年はかかる。それが10年たってしまうと、マシーンという道具は別の道具に変わり、また、熟練するのに5年はかかってしまうという妙なコトがおこってしまう。
 今の時代の進歩は、ひたすら人間の能力を疲弊させているようなシステムを採用しているように、店主には思えてならない。

投稿者 店主 : 2009年11月15日 18:57

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