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2010年1月27日 水曜日

お店計画-その44(不況)

 今日の朝刊に、「西武有楽町店閉鎖へ・採算改善見込めず」という記事が載っていた。
 驚きである。あの一等地でも小売りという商売は、成り立たないというのが今の現状らしい。
 ネットのニュースによると、
 「西武有楽町店の閉鎖が固まった百貨店業界は、消費低迷を背景に苦戦が続く。市場規模は高額消費に沸いた1980年代後半のバブル期前の水準に縮小。各社は首都圏、地方を問わず赤字店舗を相次いで閉め、収支改善に力を入れるが、リストラの出口はなお見えない。1月26日(火)22時08分配信 時事通信」とある。
 バックについているセブン&アイがいくらテコ入れをしてもどうにもならないらしい。閉鎖されることで、多くの人がまた路頭に迷う。

 もっと怖いニュースもある。「昨年の自殺者は3万2753人 12年連続で3万人超」。簡単に計算すると12年間で36万人以上の人が自殺したことになる。36万人である!
 これは目に見えている数字でしたかない。例えば貧困で医者にもかかれず死んだ人がどのくらいの数になるのか、考えるのも恐ろしくなる。
 何かとてつもない狂気が日本を吹き荒れている。これだけはハッキリしているだろう。しかし、それが何によってひき起こされているのか、政治なのか経済システムなのか官僚なのか大手マスコミなのか、店主には見当もつかない。

 無論、不況の嵐は『ビタミンTee』も容赦なく襲いかかってくる。かなり大変な状態である。セブン&アイのような大資本が必死に頑張っても難しい現状なのであるから、個人店舗は、言わずとも知れたものである。
 残念ながら店主には店の中のことは改善できても、店の外の環境は何一つ変えることはできない。外に向けては何をすべきなのか、この答えを店主はもっていない。だからひたすら耐える以外に方法はないという結論になってしまう。

 そんな時に「知性には欺かれることがあるが、感性は決して嘘をつかない。」という言葉を読んだ。これは第9回世界ウィルダネス(荒野)会議で使われた言葉である。

 以前にもこれと同じ言葉を聞いたことがある。開高健の「河は眠らない」のなかに「現代は、考えることのできる人にとって喜劇、感ずることのできる人にとっては悲劇。考えることができる人より感ずることのできる人はごく少ない、だから喜劇の時代なんだ」

 感性、または感じることとは何か・・・ここにこれからの店作りのヒントが隠されているような気がしてならない。

 迷った時はもとに戻ってもう一度周りを見ろ。自分が感じたものは何か?まずそこから出直すこと。

 そんなことを以前からぼんやりと考えていたら、大!?秘宝展を思いついた。自分が若い頃、良し!としたものをお店に並べてみる。できれば、多くの作家さんにも協力してもらって、比べてみれば、そこに何か共通の感性が見えてくるのではないのかと考えた。
 六〜七人の作家さんが楽しいと思ったモノと、お客さんが共鳴するものがあれば、そこにはこれからのお店作りのヒントが隠されているのではないのか・・・と、微かな期待をよせている。

 そしてアトは、一人でも多くのお客さんにお店に来てもらう・・・ビタミンTeeのお店は、作家さんとお客さんによって作られるものでしかないないのであろう。(^_^;

投稿者 店主 : 2010年1月27日 18:23

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