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2010年3月 4日 木曜日

みをつくし料理帖

 高田郁さんの八朔の雪(みをつくし料理帖)を読んで完全にハマってしまった。

 本来なら料理がベースにあって、主人公が女性で、しかも時代小説。店主にはどちらかと言うと苦手な世界。勝手な思い込みだけで言うと、時代小説で女性が主人公の場合は、なかなか面白いモノはぶつからない。

 角川春樹事務所のHPをのぞくと・・・
 ・・・神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが・・・・・・。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生!・・・と、書いてある。
 これを読むと何だかな・・・と、思ってしまう。店主もこの紹介文を読んだら、たぶん本編は読まないだろう。
 ところが、余計なことを考えず実際に読むと知らず知らずに涙ぐんでしまう。高田郁さんの読ませ方は凄い!

 で、今、2冊目の花散らしの雨(みをつくし料理帖)を読んでいる。これも面白い!料理が好きで、時代小説が好きな人には絶対にお薦めの一冊です。

投稿者 店主 : 2010年3月 4日 17:29