« オンラインアートショップ・れんげ | メイン | 告知二連発 »

2011年3月 1日 火曜日

終わり、また始まった

 『ビタミンTee』ついに東中野に移り、オープンして四年目に突入してしまった。
 ワケもわからずお店をはじめて、ひたすら走り続け来た日々。やれやれ・・・
 三周年記念なので、気の利いた事のひとつも書きたいと思いながら、思い出すのは七転八倒の日々。

 楽しくないのかと問われれば、そりゃ楽しい事もいっぱいあったが、イヤな事も沢山あった。
 ギャラリー商売は基本的に楽しいが、お店を始めるまでに、積もりに積もったいろんなコトが、不意打ちのように甦り、襲ってくる日々の連続。

 面倒のタネはほとんど自分の過去の中にある。生きていればいろんなコトがある。だから人を見る目もいやが応でも出来上がってしまう。ここが辛い。辛いけどこれは至極当たり前。
 「見ざる、聞かざる、言わざる」が人生をうまくやり過ごす基本なのかもしれないが、店主にはこのどれ一つとしてできない。「見えちゃう、聞こえちゃう、言っちゃう」と、後悔の繰り返し。
 後悔しながら、俺には関係ネよと毒突きながら、また、言っちゃったと後悔する。何て人生なのか、何て不器用な生き方か。
 それでも、やっぱり人が好き!これが俺の最大の欠点。アッ!また言っちゃった・・・

 今日、ツイッターに書いたサンスケことBananariansもそのひとつ。思い出すと切なくなる。サンスケより長生きしてしまったのだから、仕様がないことだと思いつつも、俺に一体全体何をしろと言うのか。
 散々、人に荷物を預けといて今さら何を・・・と、思いつつも、決してその荷物を捨てきれない自分。俺はバカかと自問自答。
 そうさ、サンスケの言う通り「僕は僕の実験動物」かもしれないが、人間は一人では生きていけない。人が信じられなくなったら人生はそこで終わっている。

 怖いのは疲れ。疲れがたまると人はロクなことを考えない。誰だって、誰かに支えられ、誰かに助けられてようやく生きている。アンタのことを誰も見捨てやしない。
 見捨てられたと思ったら、ギャラリーに来ておくれ。いろんな人が明日もギャラリーで、七転八倒しながら、貴方に希望ってヤツをくれる。お腹にはたまらないけど、心は優しくなれるヨ。

 で、長かった三年間が終わり、もっと長い三年間が始まった。
 道はますます険しくなるような予感がするけど、人生なんてそんなもの。楽なコトなんかひとつもない。だから、ギャラリーが必要なんだと、またも自問自答。
 通りすがりの人が、ほんのひと時、安心できる空間を作りたい。それだけで良いはずなのに、甘い甘いとそうは虎の皮の褌。
 本当はギャラリーを一番必要としているのは、俺なのかもしれない・・・


 **************************
「小さな原画展」 VitaminTee The 3rd anniversary
 おかげ様でビタミンTeeも3月1日で満三歳を迎える事ができました。
 三周年を記念して、ギャラリーの原点に戻り「小さな原画展」を開催させて頂きます。
 実力派の方々の楽しい作品を展示しますので、是非ともお立寄り下さい。
 中村 景児/ひろかわ さえこ/かわかみ 味智子/はせがわ かこ/谷村 あかね
 いとう ゆりこ/深津 真也/大野 隆司(版画)/国武 将/斎藤 雨梟/菊地 哲男
 期間 : 2011年2月23日[水]〜3月7日[月]12:00〜19:00(火曜日定休日・最終日は〜17:00)

投稿者 店主 : 2011年3月 1日 16:16