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2006年4月28日 金曜日

共謀罪と魔法の杖、そして静かなシランの花

  厄介な事が気になっている。それは【共謀罪】という法律。
 ネットの辞書で【共謀】を見ると[二人以上の者が相談して、多く悪事などをたくらむこと。「―して詐欺をはたらく」]とある。
 で、今度は【共謀共同正犯】で調べてみると、[犯罪を共謀したが、犯罪の実行を分担しなかったこと。共同正犯の責めを負うか否かで学説が分かれる。]とある。
 次に【共同謀議】で調べると [二人以上の者が犯罪の実行を合意すること。共謀。英米法では合意自体を犯罪とするが、日本では場合により異なる。]とある。
 毎日新聞の【共謀罪】用語解説を見ると[4年以上の懲役・禁固にあたる犯罪が「団体の活動として犯罪実行のための組織により行われる場合」の共謀を罰する。国際組織犯罪防止条約を批准するための法整備の一つで、組織犯罪処罰法を改正して盛り込む。改正案は過去に2度廃案となり、3度目の提案となった昨秋の特別国会でも継続審議となっていた。]とある。
 結論から先に言うと、店主にはこの「共謀罪」と言うのがヤッパリよく判らない。なんで、よく判らない事を法律にするのか、その事が、もっと判らない。その上厄介なのが、この事をよく知らないといけないはずのマスコミが、ほとんどこの法律について、解説をしようとしない。これも判らない。
 なので、法律の専門科でもない店主が、【共謀罪】という法律を考えたところで、何か判るのかと言えば、判るワケもない。

 でも、判る事が一つある。十徳ナイフを持っているだけで、犯罪になるという解釈が成立するなら、この【共謀罪】という法律は、権力にとって魔法の杖になるだろうという事。これは容易に想像がつく。
 戦前にも似たような法律があったと聞く。それとこれとは、違うと言う事も理解するが、その違いは、今のところ誰にもわかっていないような気がするのは、店主だけなのか・・・一見、新しそうに思える概念は、その基本となるものを、古い概念から流用している事を忘れてはいけない、と、店主は思っている。

 で、今日の一枚。朝の庭には間違っても【共謀罪】というものは存在しない。今の季節なら、静かに、ひとつ、またひとつと、花を咲かせている。それは店主が、見に行こうと行くまいと、まったく関係がない。そこには植物の営みが、粛々と流れているだけである。その流れが、店主にはとても心地よいのだ。これを分かち合えたらどんなにすばらしい事か、と思ってしまう。そんな何でもない朝に、シランの花が静かに咲き始めました。

シラン(紫蘭)-06.04.28

投稿者 店主 : 2006年4月28日 19:30

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