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2011年3月22日 火曜日
再録
今日は計画停電。書いている時間がなさそうなので、店主にとって二つの大事な記事を再録させていただきます。m(__)m
2010.8.22
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ダウンサイジング・「成長」という至上命令を問う 鷲田清一(8/20・東京新聞夕刊より)
不況からの脱出も、雇用問題や格差問題の解消も、教育や社会保障の充実も、それどころか地球温暖化問題の解決(エコ対策)ですらも、一に「経済成長」に、そしてそのためのイノベーションの成否に、かかっているかのような言い回しが流布している。まるで「成長」があらゆる問題を解決する打ち出の小槌であるかのように。
一方ではしかし、国債の法外な膨らみを前にしての財政再建が、この国には厳しく迫られている。そして、毎年一兆数千億円といわれる社会保障費の「自然増」。国債の発行を抑えつつこの「自然増」に対応するとすれば、当然、一般歳出を大幅に縮小しなければならない道理となる。一律一割という概算要求の削減幅を、政府は先月末、各省に指示したところである。
「経済成長」と「予算削減」。これははたして、膨張と縮小の同時実現という、わたしたちに突きつけられたジレンマなのだろうか。
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「成長」が至上命令と考えられているところでは、当然のことながら、「削減」はマイナス要因に数えざるをえない。だからこの二つの要請はジレンマになってしまう。逆に「成長」というこの至上命令が解除されてしまえば、「削減」はマイナス要因ではなく、「ダウンサイジング」という、生き方の一スタイルにすぎないことになる。
おもえば明治の「富国強兵」政策以降、戦後復興期から高度成長期、バブル期まで、この国は、敗戦による決定的なダメージを一時的に被ったとはいえ、深刻な不況期を幾度かはさみながらも、およそ百五十年間ずっと「右肩上がり」で走ってきた。「追いつけ、追い越せ」というマインドで。ところが、バブルが崩壊した一九九〇年代に、生まれてこの方、一度も「右肩上がり」の社会というものを体験したことのない世代が、突如現れた。「明日は今日よりきっとよくなる」という幻想をはなから共有しない人たちである。かれらが、一見ジレンマのように見える現在の政治課題をどう受けとめているのか、とても気になるところである。
日本人は寡栄養に強く、過栄養に弱いと、ある医師が言っていた。つまり、日本人の身体は体内に採り入れた少ない脂肪を数日間うまく使って飢えを凌ぐのには向いているが、栄養過多に対して脂肪を減らす機能に乏しいというのだ。同じことがもしわたしたちの社会構造についてもいえるとするなら、「足るを知る」という古人の知恵、いいかえると「ダウンサイジング」というメンタリティに、いまだれよりも近いところにいるのが、というか、そうならざるをえない場所へいちばん先にはじき出されたのが、かれら若い人たちなのかもしれないのである。全身「成長」幻想に染められているそれ以前の世代には、過栄養という不自然が不自然には映らないからである。
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話を元にもどして、予算の一律削減というのは、「見直し」ではない。これはあくまで数字のうえでの機械的な措置であって、熟慮したうえでの判断なのではない。それは、何が最重要で、何が廃棄可能かという、(価値の遠近法)が未だはたらきだしていない、とりあえずの措置でしかない。
絶対になくしてはならないものと、あればいいけどなくてもいいものと、端的になくていいもの、そして絶対にあってはならないもの。世界を前にしてこの四つを大きく見分けられるのが、そしてまた、これ以上進めば取り返しのつかないことになるという臨界点の感覚をそなえていることが、「教養がある」ということだとすれば、この国はいままさにその「教養」を問われていると言ってよい。
(わしだ・きよかず=哲学者・大阪大学長)
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2010.9.15
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大手マスコミと官僚 斎藤学 本音のコラム・東京新聞2010年9月15日朝刊より
コップの中の嵐という人も居るが私には大変大事に思えた。管首相の勝利に終わった民主党代表選のことである。
結果はなかばみえていたが、その過程で管氏を担ぐ大手マスコミ(テレビと大新聞)や官僚の姑息さと事大主義が露呈したのは良かった。私自身は児童虐待の問題に取り組みだしてから新聞が官報に過ぎないことを知った。早い話、児童虐待防止法が使えないどころか、子殺しに加担していることなど一般の人は知らないだろう。
NHKはもちろん、民放テレビの独占利権を総務省に握られた大手マスコミが官僚と癒着せざるを得ないことはご存知か。
特に今年の三月、鳩山内閣は六十年ぶりに放送法の大改革に乗り出すことを閣議決定して、虎の尾を踏んだ。元来、小沢氏は記者クラブの特権を無視し続けてきた唯一の政治家である。大手マスコミが排除をはかるのはもっとなことで、その彼はまた「米国との関係見直し」を明言することで田中角栄と同様、特捜検察の恣意的指弾の対象にもなった。
管氏は代表選から降りるべきであったのだが、勝ってしまったのなら仕方がない。せめて放送法を既存利権から切り離して透明にしてほしい。そして検事総長の"天皇勅任制"から選挙制にする道を開いてほしい。民衆もようやく、問題が奈辺にあるかを知りはじめている。(精神科医)
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「化け見世・参」お化けの百貨店が、またまた帰ってくる!
日本物怪観光・茶柱立太・ポンチ定食
「 お化けと遊ぶ・お化けを楽しむ」をコンセプトに、来て見て遊んで楽しいお化けの百貨店、第三弾!
期間 : 2011年3月18日[金]〜3月28日[月]12:00〜19:00(火曜日定休日・最終日は〜17:00)
投稿者 店主 : 2011年3月22日 14:15
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